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散財日和

 今月の更新頻度が半端ない。さぼてんです。更新頻度の高さがそのまま精神の不安定さを表しております。というのは嘘です至って平穏です。ただ2日に1回というペースは学生時代以来な気がして、ちょっと異常だよな大丈夫かな、と不安になってます。

 ラーメンを食べた。久し振りに食べたら胃がもたれた。行った店は味が濃いということを来店四回目くらいで知った。喉が渇く。でもなんかほっとした。不思議だ。

 自転車屋さんに行った。スポークをつけ直してもらう間、代車を貸して頂いた。代車に乗ったときの、乗り慣れてない感じが好きだ。自分のにはついてないギアがついてたりすると、嬉しくて無駄に何度もギアチェンジしたりする。楽しい。
 直してもらったはずなんだけど、帰ってくる途中でやっぱり前輪がぎちぎち言い始めた。どうやらスポークが折れたことが原因ではなかったらしい。ぢゃ、なんだっていうんだ。どうしても直らなかったら来週もう一度自転車屋さんに見てもらおう。

 TTYに行ったら伊坂さんの『終末のフール』文庫版と、森見さんの小型化した三男『きつねのはなし』を発見する。『きつね』はラスト一冊だった。はっし、と掴んでレジへ行く。これでまたしばらく生きていけるぜ。ふへへへ。
 くるりの『魂のゆくえ』を試聴したら好きすぎて困った。欲しい、もっと聴きたい、でも、と躊躇するのはなんだろう。夏のセールまで初回限定盤が残ってくれないだろうか。凛として時雨もそうなんだけど、常に最新を追いかけたいほどハマってるわけではないんだよなあ……。
 TTYでthe pillowsが何度もかかる。『Funny Bunny』とか、思わず口ずさんでしまった。

 服を買いに行った。思ってたより高くて、財布の中身は思ってたより少なくて、まさかこの年になって「足りないからやめます」と言わなければならないかと思ってひやひやした。1000円くらいしか残らなかった。

 日曜日起きると二時だった。落ち込む。喫茶店に行って魚のフライが挟まったサンドイッチと、ケーキセットを頼む。ケーキが先に出てきて、うーん、作る手間を考えると当然の流れだけれど食べる順番的には逆がよかったなと思った。だらだらする。うだうだ言う。クーラーが直に当たって寒くなる。
 ドライブする。じゃんけんをして、僕が勝ったら右、助手席の人が勝ったら左に曲がる、というルールをつけて、一時間ぐらいぐるぐると回る。
「ええ、また右かよ」
「さっきからパーしか出してないからだよ」
 今日も平和だ。


 相変わらずサイダーばかり飲んでいる。
 復刻堂の三ツ矢サイダーは、今の三ツ矢サイダーを少し甘めにした感じ。普通の三ツ矢サイダーより好きかもしれないけど、けっこうべたつく。JTのサイダーは口当たりまろやかで、一口含んだらクリームソーダかと思った。やや甘めだが後でべたつく感じはあまりしない。
 今のところ、好きな順番に並べるとこんな感じ↓

リボンシトロン>神戸居留地>(僅差)天然水サイダー>>>復刻堂三ツ矢>三ツ矢=ラッキー>>>たぶん二度と飲まないライン>>>ウルトラソーダ>復刻堂ソーダ水

 やはり三ツ矢などの炭酸強めよりリボンシトロンなどの炭酸弱めで、甘味がきちんと感じられるがしつこくはない、というのが好き。リボンシトロンの香りが好きなので、多分香料とかも関係してる。
 見た事のあるサイダーは一通り飲んだかな、という感じ。ラムネは飲んでない。甘味が強くてべたつくのであまり飲みたいと思えない。香りは好きなんだけどね。
 あと最近はキリンレモンをたまに飲んでいる。ペットボトルが100円で売ってる自販機を見つけた。スプライトとかセブンアップとか、レモン系も比べてみたい。最近スプライト見ないなー。
 余談だけれど、最近の僕は以前にまして自販機をチェックしている。遠目で見てどこの会社で、何が売ってるかだいたい分かる。サッポロの自販機少ないよね。緑色のやつ。たまに見かけると嬉しい。でもリボンシトロンが売ってるのは大抵ポッカの自販機だ。

センネン画報

センネン画報センネン画報
(2008/05/15)
今日マチ子

商品詳細を見る

 普段は決してしない、ブラウザを画面いっぱいに広げて、クラムボンの歌を聞きながら、台詞のないマンガを読む。水の中で漂うような光景を眺める。そうやって僕の中に幽閉された、もろく崩れやすい部分に水をやる。この人の青色を呼吸したい。喉が潤っていく。
 以前の日記の冒頭より。今なら相対性理論かな。

 今日マチ子さんのブログ『センネン画報』に掲載された、ほぼ一日一ページのマンガを集めたもの。描き下ろし『海から36km』収録。
 森見登美彦さんの「こんなにどきどきするのはなにゆえか!」という帯と、淡い色使いの表紙に惹かれ、ネットで検索したら公式ブログがあるじゃないですか。開いてみたらなんという素敵世界。ものの二秒で惚れました。まさに、「こんなにどきどきするのはなにゆえか!」

 水のりや毛皮の手触り、ハンドクリームや花のにおい、握った手の温度。吹き抜ける風、水の中で吐く気泡、ぼんやり光る蛍と外灯。彼の表情、彼女のしぐさ、二人の距離。可愛らしさに頬が緩んだり、面白くてくすりと笑ったり、シチュエーションにどきりとしたり。
 想像をかき立てられ、思い巡らせているときが、とても幸せに感じられる。
 どのページを開いてもふわりと浮かぶような心地がするのは、美しい感性でもって淡く彩られた絵から抽出される、ひとしずくの感情や感覚が、あまりにも澄んでいるからだろうか。そのひとしずくは、自分の奥深くまで落ちていって、水面に小さな波を立てる。波紋はあっという間に水面いっぱいに広がり、反響して大きくなっていく。大きな感動が、そっと心を宙に浮かせてくれる。

 モーニング公式サイトで連載している『みかこさん』は10月に単行本が出るそうな。作中、「リロン」という名前で相対性理論が描かれている(ほかにも、「せんねんもんだい」とか「田田田」とか)。こちらも楽しみ。

 それにしても僕のアンテナは一年遅れなのか……。あまりに鈍すぎる。

漫画の感想 - アニメ・コミック


右目だけずっと閉じたまま

涙で描くこの絵は 紙に並ぶ嘘の笑顔
はだかの王様には あたかも本当の笑顔

泣けるだろう?

あるんだろう……
伝えたい感情には 笑えない背景が
うかつな道には うかつな罠が
    (スーパーカー『Love Forever』より)

 まえに日記で書いたクラムボンの『Long Song』みたいな、ふとした拍子に口ずさんでいるメロディラインがあって、スーパーカーの曲だということは覚えていたんだけれど、タイトルも思い出せなければ歌詞も思い出せない。手当たり次第に聞いてみるけどどれも違う。色々調べて、やっとこさ「ああこれだ!」と見つけたのは、アルバム『Jump Up』に収録されている『Love Forever』という曲だった。
 悲しげな笑みをたたえて斜めに傾いだ男が、ふらふらと左右に揺れている。僕はプレイヤのヴォリュームを上げた。

 通勤途中、自転車の前輪から「ぎちぎちぎち……」という嫌な音がすると思ったら、スポーク(タイヤの中心から放射状に出てる針金)が折れてた。しかも三本も。スポークはタイヤをきれいに円形に保つ重要なパーツで、交換には確かな技術が要求されるとのこと。自分では無理だ。週末にでも、行きつけの自転車屋さんに持っていくか……。

 仕事帰りにマンガを買う。コロコロとした可愛らしい絵柄のマンガがあって、もう一年くらい買うか悩んでいる。僕が買うにはあまりに可愛すぎやしないか、とかなんかよくわからんことを考えている。少女マンガ買うのに抵抗があるみたいに。そのマンガもどちらかというと少女マンガ寄りだし。

 金曜日のゴールデンタイムに寝落ちしてしまい、土曜日の朝五時に起きて「あー」と思う。風呂に入って食器洗い機の勤めを果たし、こんなに早く起きちゃってどうしたものだろうと時間を持て余す。中村航の『絶対、最強の恋のうた』を読み始めたらやっぱり面白くて、笑いながら読み続けた。二度目でも笑える。
 ふと、水の音が聞きたくなって、Motoro Faam / ... and Water Cyclesを聴く。このアルバムは、朝だなあ。

クーラー開き

昼はデリバリー 君の服はまだパジャマ
キッチンの床 タマネギが芽を出してるよ
     (Cymbals『コメディ・ショウ』より)

 なんか好き。「回る回る レコードと時計とそれから 僕らの日々」というフレーズも。

 ずっと寝ていたら腰が痛い。休みになったらラーメン食べに行くぞと思っているのに、相変わらず行けてない。着替えて色々準備して外に出るまでがまず面倒くさい。引きこもり精神ここに極まる。
 笑える文章を読んで、ふと「そうか落ち込んでるときは笑える文章を読めばいいんだ、そうすればテンション上がって楽しく文章書けるじゃん」とかポジティブシンキングという名の幻想を見た。でもようく考えてみると落ち込んでるときに笑える文章読んでも笑えなくて隔たりを感じるだけだし、そもそももっと落ち込んでるときは笑える文章読もうとすら思えない。だめじゃん。でもこの文章書いてる今は、笑える文章読んだ後で結構テンションが高い。感化されてる。

 クーラーをつけた。例年より一ヶ月くらい早い気がするけど多分気のせいだ。
 風呂入ったときに風呂場でフィルター洗って約九ヶ月分のホコリを落とす。夜のうちに干して乾かす。朝起きて暑くてフィルター取りに行って、取り付けて運転ボタンを押す。ボタンを押す瞬間はちょっとドキドキする、わけがなく、なんか昨日までもクーラーつけてたよねってくらいあっけない感じだった。しばらくして、クレヨンが腐ったみたいな臭いが部屋に充満し始めたので、ファブリーズによく似たファブリーズじゃない「リなんとか」を送風口とフィルターにシパシパとスプレーした。そうしたらだいぶよくなった。
 こうしてCO2排出・地球温暖化に加担し始めた。醤油は薄塩に替えた。いや替えてない。ところでエコ替えって本当にエコなのだろうか? うちみたいにあまりに古いクーラー使ってる場合はそれなりにエコかも。なにしろ七年前に引っ越してきたときに、以前の家主様が置いていって下さったものだから、一体何年ものなのかすらわからない。まだ動くから替えないけど。

 ヘッドフォンが暑い。蒸れる。耳に汗疹ができそうだ。
 MySpaceの調子がよくない。FLASHのプレイヤーを開く際に別のページに移動してしまうエラーが起こる。どうやら家との相性がよくないようで、火狐で開いてみたら問題なく聞くことができた。何の理由もなく家を使っている身としては、そろそろ乗り換え時かなあという感じ。

『砂の女』読了。最近の僕にしては珍しく一気に読んだ。想像していた通り、ぞっとする内容だった。脱出するためにあれこれ手を尽くすがどれも報われない、という展開に、カフカの『審判』とか『城』を思い出した。ただ、作品全体の印象はかなり異なっている。カフカ作品は、やや乾いた空気を漂わせる文体が、淡々とした夢の中のような超現実をイメージさせるのに対し、『砂の女』は湿度と肉感に溢れた文体により、汗で粘つく皮膚を直接触っているように、作品世界をより生々しく感じさせる。
 印象に残っているのは、延々とまくしたてる男に対して女がぽつりと言う「ごはんの仕度にしましょうか?」という台詞。あと後半の、「しているところを見せれば地上に出してやる」と言われたあとの男の内部で広がる「ねじれたような空白」。そして水を集める方法を見つけた瞬間の、砂埃も靄も全て晴れていくような爽快感。
 さて、次は何を読もうか。ちなみに地下鉄読書は『ゼロの使い魔』。楽しい。

 ここでできる、『ZOOKEEPER』『ジップジャンソリティア』にハマる。『ZOO』ではとりあえず10万点以上出さないと落ち着かない。寝る前に目をつむるとまぶたの裏に動物たちが並び、延々と連鎖が始まる。ぷよぷよとかでもそうだけど、連鎖もののパズルゲームはこれが困りもの。眠れない。


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Author:さぼてん
1984年生 男
中部地方在住

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