ひかりのまち

ひかりのまち (サンデーGXコミックス)ひかりのまち
(2005/06/17)
浅野 いにお

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プロローグ:BIRTHDAY SONG
第1話:キラキラ星はどこへゆく
第2話:バスストップ(Part 1〜3)
第3話:hPa(ヘクトパスカル)
第4話:HOME(Part 1・2)
エピローグ:REBIRTHDAY SONG

 とある郊外の丘陵を開発してできた、通称「ひかりのまち」。そこを歩くのは、デビューしたての売れない漫画家、不登校の小学生、電波系女子高生、金に執着するチンピラと元医大生、死について語る幼稚園児。それぞれの登場人物たちが、日当たりの良いマンション群を舞台に、少し陰のある物語を綴る。
 ……もう、いいじゃないですか。あらすじ紹介とか、何も言わなくても。

 第一印象は「しまった、ハズレか?」だった。というのも、プロローグから第1話、あまりに歯ごたえがない。どうしようかと思った。それでも第2話まで読んで、ようやく安心した。これだ。描かれる明るい街の裏の暗がり、登場人物のそれぞれの歪みとその背景。
 というわけで第2話『バスストップ』が好き。失った人たちの危うさというか、不器用さというか。それにしても、タスク少年とハル子さんって……もしかして、『フリクリ』ですか。
 あとは『HOME』がいい。『バスストップ』で登場する“三つ目”の芳一が、実は人情味溢れる奴だったというのは、読んでいて「ずるい!」と思った。
 エピローグのバスの表現なんかはかなりシュールで、『おやすみプンプン』の手法はここらへんから出てきてるのかな、なんて思った。バスの乗客の姿は、手塚治虫『火の鳥』のロボットと恋に落ちる青年の話を思い出させられた。

主題:漫画の感想 - 分野:アニメ・コミック


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Author:さぼてん
1984年生 男
中部地方在住

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