おつとめ
人はそれ自体ひとつの世界である。人の死それすなわち世界の喪失である。その影響は計り知れない。その世界の語られなかった部分は、もう誰一人として知ることがない。
車を運転した。毎週土日は車を運転するのだが、今回は高速に乗った。教習中を含めて人生三回目の高速である。人生三回目にして走行距離200kmは、なんというか、非常に疲れた。緊張して無駄に力んじゃって、肩とか腕とかパンパンに張る。ペットボトルのお茶飲んだりとかできない。噛んでたガム捨てるのも一苦労である。運転し始めて四十五分くらい経つと、車線を越えて吹っ飛んでいくイメージがフラッシュバックのごとくちらついて、緊張と恐怖でパニック起こしそうになる。車体が左右にふらふらと揺れる。夜、雨の降る中を走りながら、このまま気を失ってしまうんじゃないかと思った。
養老インターで養老山麓サイダーを買った。
三人がテーブルを挟んで会話をする。彼らの背後には、それぞれ深く、色鮮やかな世界が広がっている。焼夷弾による空襲、終戦、シベリア抑留といった、僕らが教科書の中でしか知らない出来事。大量の杉の植林をする以前の、人々の営みと山の動物たちとの関係。現在と過去との対比。
宗教における作法というものを学んだ。僕の脳みそは過剰に反応し、中華料理店における小籠包の食べ方から食器の配置までに無意識に意味を付与していった。なんだかよくわからないが、とにかく疲れていたらしい。
忙しいからしんどいのか、やる気がないからしんどいのかわからない。とりあえず1月くらいより仕事できてないのはわかる。要領悪くなってるのもわかる。その原因がどこにあるのかがイマイチよくわからない。そろそろ限界なのかもしれないけれど、ここで辞めて他でそれ以上に頑張れるのか、それはただ逃げてるだけじゃないのか、とか考えて結局何も変わらない。「忙しいフリしてんじゃないの」という言葉が嫌なとこに刺さってて変な色の汁出てるのにあとで気づいた。
「個人が悪いのではなくシステムが悪い」というのは、一見賢そうでありつつ、最下層の自分を諦めさせることのできる考え方だ。最近よく思う。管理する側の視点とか、何様のつもりだろう。
※ だんだん鬱入ってきてるのは、たぶん秋だからです。皆さんも秋病にかからないよう、うがい、手洗い、乾布摩擦を欠かさずに。
秋病の症状を緩和するには、憂鬱を食欲に転化するという方法があります。憂鬱だと思ったらとにかく食べましょう。それを繰り返すうちに、憂鬱だと思う前に何かを食べたいと思うようになります。初物を食べる際、東に向かって三度笑うのも効果的です。椎茸の戻し汁を口に含み、隣の家の秋刀魚の焼ける匂いを嗅ぎながらご飯をかき込みましょう。柿や梨は散歩のついでにそこらの木からもぎ取りましょう。サツマイモはそこらで自生しているのを引っこ抜きましょう。マイタケやシメジは押入れの奥で育っているキノコで代用しましょう。マツタケってなんですか梅の暗喩ですか。
これであなたも、もう秋病なんか怖くない。秋病なんか吹っ飛ばせ。
……はー、何書いてるかわかんねー……。
車を運転した。毎週土日は車を運転するのだが、今回は高速に乗った。教習中を含めて人生三回目の高速である。人生三回目にして走行距離200kmは、なんというか、非常に疲れた。緊張して無駄に力んじゃって、肩とか腕とかパンパンに張る。ペットボトルのお茶飲んだりとかできない。噛んでたガム捨てるのも一苦労である。運転し始めて四十五分くらい経つと、車線を越えて吹っ飛んでいくイメージがフラッシュバックのごとくちらついて、緊張と恐怖でパニック起こしそうになる。車体が左右にふらふらと揺れる。夜、雨の降る中を走りながら、このまま気を失ってしまうんじゃないかと思った。
養老インターで養老山麓サイダーを買った。
三人がテーブルを挟んで会話をする。彼らの背後には、それぞれ深く、色鮮やかな世界が広がっている。焼夷弾による空襲、終戦、シベリア抑留といった、僕らが教科書の中でしか知らない出来事。大量の杉の植林をする以前の、人々の営みと山の動物たちとの関係。現在と過去との対比。
宗教における作法というものを学んだ。僕の脳みそは過剰に反応し、中華料理店における小籠包の食べ方から食器の配置までに無意識に意味を付与していった。なんだかよくわからないが、とにかく疲れていたらしい。
忙しいからしんどいのか、やる気がないからしんどいのかわからない。とりあえず1月くらいより仕事できてないのはわかる。要領悪くなってるのもわかる。その原因がどこにあるのかがイマイチよくわからない。そろそろ限界なのかもしれないけれど、ここで辞めて他でそれ以上に頑張れるのか、それはただ逃げてるだけじゃないのか、とか考えて結局何も変わらない。「忙しいフリしてんじゃないの」という言葉が嫌なとこに刺さってて変な色の汁出てるのにあとで気づいた。
「個人が悪いのではなくシステムが悪い」というのは、一見賢そうでありつつ、最下層の自分を諦めさせることのできる考え方だ。最近よく思う。管理する側の視点とか、何様のつもりだろう。
※ だんだん鬱入ってきてるのは、たぶん秋だからです。皆さんも秋病にかからないよう、うがい、手洗い、乾布摩擦を欠かさずに。
秋病の症状を緩和するには、憂鬱を食欲に転化するという方法があります。憂鬱だと思ったらとにかく食べましょう。それを繰り返すうちに、憂鬱だと思う前に何かを食べたいと思うようになります。初物を食べる際、東に向かって三度笑うのも効果的です。椎茸の戻し汁を口に含み、隣の家の秋刀魚の焼ける匂いを嗅ぎながらご飯をかき込みましょう。柿や梨は散歩のついでにそこらの木からもぎ取りましょう。サツマイモはそこらで自生しているのを引っこ抜きましょう。マイタケやシメジは押入れの奥で育っているキノコで代用しましょう。マツタケってなんですか梅の暗喩ですか。
これであなたも、もう秋病なんか怖くない。秋病なんか吹っ飛ばせ。
……はー、何書いてるかわかんねー……。
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